

水洗いメンテナンスが寝具の使い心地と寿命を爆上げします。
『洗えない』…と思っていた天然素材のデリケートな寝具が、汚れの気になるタイミングで水洗い出来たら嬉しくないですか?
条件が整えば自宅でも手軽に洗える…そんな寝具を企画・提案すると同時に、条件が整わない…又は上手く洗える自信がなくて怖い…という方には、当店を利用しての水洗いサポートや寝具水洗い専門業者への取次もさせて頂いています。
※水洗いサポートサービスは、当店でお買い上げ頂いた寝具に限ります。
条件が整えば自宅でも手軽に洗える…そんな寝具を企画・提案すると同時に、条件が整わない…又は上手く洗える自信がなくて怖い…という方には、当店を利用しての水洗いサポートや寝具水洗い専門業者への取次もさせて頂いています。
※水洗いサポートサービスは、当店でお買い上げ頂いた寝具に限ります。
もくじ
『布団の水洗い』の概念を変えてみませんか。
寝具のメンテナンスに違和感はありませんか?
寝具の中でもシーツや枕カバー、毛布やケットなどに関しては、人それぞれ洗濯の頻度は違っても洗濯するもの(洗濯できるもの)…という認識があると思いますが、嵩張ったり少々厚みのある敷きパッドや羽毛布団、又はデリケートな素材などはどうでしょう?肌着や汚れた服は毎日洗うのが当たり前で、逆に言うと同じ肌着を何日も着なくてはいけない状況だと不快感があるはずです。
でも布団に関しては何故か数年間洗っていなくても、それほど気にすることなく使っています。
少なからず「布団は洗わない(洗えない)もの」という思い込み、概念があるからではないでしょうか。
●婚礼に持って来て20年以上、干すだけで使っている羽毛布団●汗かき男性の万年床に併用した上質天然素材の敷きパッド…などなど、これら当店では作り替えや買い替えを機に持ち込まれる布団として度々遭遇する状況なのでビックリはしませんが、途中で定期的にメンテナンスをしていれば、劣化が抑えられたと同時に日々の寝心地も違ったはず…と残念には感じます。
洗いたくても先入観や思い込みで思い切れない…
例えば、ご来店時に多いのは「え~、羽毛布団って洗えるんですか? 洗うのも天日干しもダメだと思ってました…」という声です。確かに販売店の説明不足やメーカーのクレーム回避も含んだドライクリーニング表示などで、そう思うのも無理はありませんんし、販売側は売るまでが仕事で、そこから先の手入れはご自由に…的な風潮もあるかもしれません。
また一般的な既製品の羽毛布団は生地のインク(石油系)や組成が邪魔をして水の吸収が悪かったり、マス目(キルト)が大きすぎてダウンが片寄りやすかったり…と水洗いには適さず、おすすめできない商品も多いのが現実です。
キャメル(ラクダ毛)やウール(羊毛)、シルク(絹)や麻などのデリケートな繊維については、「水洗いは難しい」という認識なので、基本的に自宅で洗濯する…水洗いクリーニングに出す…という判断はしないのが一般的だと思います。
洗えるなら洗いたい…
当店の洗える天然素材の寝具は、使われる環境や使い方、使う方の体質などによって違いはありますが、羽毛布団は3~5年に1度、キャメルやウールパッドなどがは3年に1度…を目安に水洗いされることをおすすめしています。(※パッドに関しては、1年を通して使うこともあり汗を吸収しやすいので、1~2週間に1度くらいの頻度で手軽にこまめな洗濯が出来る(4重織りガーゼなど)吸湿性が高い天然素材のシーツを併用して頂いた場合の目安です。)
●例えば「水洗いメンテナンスの目安は3年に1度」…とお伝えした際、「3年に1度? そんなに洗わなくていいんですか?」というお客様の反応が多いのですが、「今お使いの布団はどのくらいで洗われていますか?」と聞き返すと、「あ~洗ったことないですね。」と矛盾に納得され、当店の寝具が洗えることを喜ばれます。
洗えるのなら洗いたい…という気持ちはあっても、洗えることや洗い方を知らなかった…という方がほとんどのようです。
『水洗いメンテナンス』の有効性を考慮したものづくり
当店では快適な睡眠をサポートするために、素材や仕様はもちろん、要望や情報交換が気軽に出来、安心してお任せできる職人さんや加工場も厳選して、オリジナル寝具を中心に企画・ご提案をさせて頂いています。
同時に、数年で使い捨て…という手軽な既製品とは違い、自宅でも出来る水洗いメンテナンスで耐久性UP…良い状態で少しでも長く使って頂くことを考慮し、『洗える』『洗いやすい』…を重要と考えた企画・ものづくりに取り組んでいます。
オリジナルとして直接、職人さんや加工場にお願いすることで、細かい工夫や仕様など面倒な相談にも対応して頂けるので、購入後のメンテナンスにまで配慮した製品企画が実現しています。
余分な流通経路を通さないことで、上質なものを手軽に使って頂けるよう努力しているからこそ、購入時の状態を少しでも長く維持して快適に気分よく使って頂きたい…という思いは強く、『水洗いメンテナンス』の重要性や方法をお伝えすると同時に、当店でご購入の寝具については一緒に洗いの練習をしてみるサービスなども行っています。(要予約)
同時に、数年で使い捨て…という手軽な既製品とは違い、自宅でも出来る水洗いメンテナンスで耐久性UP…良い状態で少しでも長く使って頂くことを考慮し、『洗える』『洗いやすい』…を重要と考えた企画・ものづくりに取り組んでいます。
オリジナルとして直接、職人さんや加工場にお願いすることで、細かい工夫や仕様など面倒な相談にも対応して頂けるので、購入後のメンテナンスにまで配慮した製品企画が実現しています。
余分な流通経路を通さないことで、上質なものを手軽に使って頂けるよう努力しているからこそ、購入時の状態を少しでも長く維持して快適に気分よく使って頂きたい…という思いは強く、『水洗いメンテナンス』の重要性や方法をお伝えすると同時に、当店でご購入の寝具については一緒に洗いの練習をしてみるサービスなども行っています。(要予約)
『水洗いメンテナンス』で寝具の寿命や気持ち良さは違ってきます。
適切なメンテナンスで清潔に長く
天然素材の寝具(羽毛・羊毛・キャメル・絹・麻・カシミヤなど)は基本的に水洗いすることで縮む性質を持っています。
市販品の多くは水洗い後の変質やクレームを避ける為、ドライクリーニング対応や洗濯NGの表示がされていますが、実際のところ1晩にコップ一杯程度かくと言われる寝汗や汚れを放置したまま長期に使い続けるのは不衛生であると同時に、せっかくの天然素材それぞれが持つ特性を有効に引き出せない状態となり、劣化を早めてしまいます。
かと言って頻繁にクリーニングに出す手間やコストを考えると現実的ではありません。
(洗い方や使う洗剤に注意するポイントや一手間はあるものの)当店のオリジナル寝具においては、水洗い出来るものを中心にご提案しています。
寝具を干して抜けるのは水分だけ
掛け布団や敷き布団をこまめに干す、時間があれば干したい…という方は少なくありません。もちろん干したり風を通すお手入れは良いことですが、無駄に長時間干すことで生地の劣化を早めるなどの場合があるので、素材に応じ適切な時間でのお手入れが有効です。
また勘違いしがちですが、どんな素材でも干すことで抜けるのは水分だけです。
汗に含まれる成分の内、塩分・脂分・アンモニア分は生地や中素材に付着・蓄積し、ヘタリやベタツキ、臭いなど不衛生な上、劣化の原因となります。
汗はドライクリーニングでは落とし切れない事実
一般的に寝具の汚れは汗や皮脂汚れですが、それら水溶性の汚れは水を使わず化学溶剤で処理するドライクリーニングではキレイに落ちません。長所 | 短所 | |
【ドライ】
クリーニング
|
油溶性の汚れ(油染み・化粧など)に強い。 型崩れしない。縮まない。 |
汗などに代表される水溶性の汚れが落ちない。 |
【ウエット】
クリーニング
|
水溶性の汚れ(汗・食べこぼしなど)に強い。 | 型崩れしやすい。縮みやすい。 |
特に羽毛布団に関しては、「ドライクリーニングに出したことがある」「たまにコインランドリーで洗っている」という声を聞きますが、意外と多いのは、「ドライクリーニングから返ってきた後、羽根の吹き出しが始まった…」「コインランドリーで洗った後、風合いが変わった…」というご相談です。
●ドライクリーニングの場合、中身の汚れより見た目で気になる襟元など生地の汚れをメインに処置するため、生地の目(縦糸と横糸の織り)が片寄ったり緩んだりするのも吹き出しの原因の一つと考えられます。
●コインランドリーの場合、基本的に少ない水量での叩き付け洗いなので羽根が傷んだり片寄ったりするのも原因の一つですが、洗う素材に関係なく同じ洗剤が自動投入されることで、洗剤が合っていなかったり強すぎるなど羽根が本来持つ必要な脂分まで取り除かれ、カサカサ状態になるなどのデメリットも考えられます。
天然素材のオリジナル寝具一例
『水洗い』を考慮した工夫・ポイント
◉当店でお買い上げ頂いたもの、もしくはリフォームなど当店の仕様で作り替えした天然素材寝具に限っての目安やポイントです。
◉寝具を使う環境、使い方や頻度、使う人の体質などによって水洗いのタイミングは違ってきますので、あくまで一般的な理想です。
※下記のいずれの素材も、タテ型洗濯機で洗濯の場合は、たっぷりの水量で優しい水流のコース(例:おしゃれ着洗いコース、ドライコースなど)を選び、中性洗剤を使用することが基本です。
詳細はお問い合わせ下さい。
◉寝具を使う環境、使い方や頻度、使う人の体質などによって水洗いのタイミングは違ってきますので、あくまで一般的な理想です。
※下記のいずれの素材も、タテ型洗濯機で洗濯の場合は、たっぷりの水量で優しい水流のコース(例:おしゃれ着洗いコース、ドライコースなど)を選び、中性洗剤を使用することが基本です。
詳細はお問い合わせ下さい。
【羽毛布団】
購入後の水洗いの目安:3~5年に1度タテ型洗濯機(容量8㎏)の場合:充填量1.2㎏までの羽毛布団なら水洗い可能。
※当店のオリジナル羽毛布団もしくは当店でリフォームされた羽毛布団の場合の目安。
●吸湿性に優れた綿100%生地使用で汗もしっかり吸う代わりに、水洗い時にはしっかり水を吸収しダウンに付着した汚れまでしっかり落とせる。
●市販品に比べ小さなマス目(キルト)仕様なので、膨らみ過ぎず水洗い時に扱いやすく乾きやすい。
ダウンの片寄りも少ない。(マス目の大きさは選択可能)
●水洗い時に側生地が縮むことを考慮し、縮み分を考慮した長寸で側生地の縫製を発注し、ダウンの充填前に当店で水通しして通常サイズに縮めた側生地を、改めて加工場に送り返してダウンを充填してもらう…この一手間で購入後の水洗い時の縮みは心配なし。
【キャメル敷きパッド】
【ウール敷きパッド】
購入後の水洗いの目安:3年に1度※吸湿性がある天然素材パッドシーツを併用の場合の目安
●吸湿性の良い綿100%生地(ブロードor2重ガーゼ)で汗の吸収も良く、水洗い時の水の浸透も良く、乾きも早い。
●水洗い時にキャメルやウールわたの片寄り、わた切れをしにくい小さめキルト。
●水洗いの際に長さが10㎝弱縮むことを考慮して、210㎝サイズ仕上げ。
※次回の水洗い時まではそのまま使って頂くか、気になる場合は当店で水通ししてサイズを縮めてからお渡しすることも可能。
●日常的に手軽に洗える綿素材のシーツやケットは記載していません。
●綿わた布団に関しては、自宅やコインランドリーなどでの水洗いは出来ませんので、専用設備とノウハウを持った信頼できる寝具水洗い専門業者へ委託しています。お気軽にご相談下さい。
(基本的にシングルサイズの場合)上記の寝具は洗濯機がタテ型なら、洗剤や洗い方のポイントをお伝えした上、ご自宅での洗濯が可能な仕様でお作りしています。
洗濯機の容量に対し許容を超えるサイズやドラム式洗濯機の場合は浴槽などでの浸け置き洗い、手洗いも可能ですが、寝具の水洗い専門業者への取次もさせて頂いています。
●水量が少なく叩きつけ洗いが基本のドラム式洗濯機の場合、わた切れなど風合いを損ねたり、縮みの心配がありますので、おすすめしていません。(コインランドリーも同様です。)
●タテ型洗濯機や浴槽などでの水洗いメンテナンスは型崩れや縮みが怖くてハードルが高い…という方、ポイントさえおさえれば意外と手軽に洗えます。
当店で一緒に洗ってみるサービスもしていますので、お気軽にご利用下さい。(要予約)
※当店でご購入の寝具に限ります。
●綿わた布団に関しては、自宅やコインランドリーなどでの水洗いは出来ませんので、専用設備とノウハウを持った信頼できる寝具水洗い専門業者へ委託しています。お気軽にご相談下さい。
(基本的にシングルサイズの場合)上記の寝具は洗濯機がタテ型なら、洗剤や洗い方のポイントをお伝えした上、ご自宅での洗濯が可能な仕様でお作りしています。
洗濯機の容量に対し許容を超えるサイズやドラム式洗濯機の場合は浴槽などでの浸け置き洗い、手洗いも可能ですが、寝具の水洗い専門業者への取次もさせて頂いています。
●水量が少なく叩きつけ洗いが基本のドラム式洗濯機の場合、わた切れなど風合いを損ねたり、縮みの心配がありますので、おすすめしていません。(コインランドリーも同様です。)
●タテ型洗濯機や浴槽などでの水洗いメンテナンスは型崩れや縮みが怖くてハードルが高い…という方、ポイントさえおさえれば意外と手軽に洗えます。
当店で一緒に洗ってみるサービスもしていますので、お気軽にご利用下さい。(要予約)
※当店でご購入の寝具に限ります。
水洗いしてみました。
羽毛布団を洗ってみました。
3年間使用した羽毛布団をタテ型洗濯機で洗濯しましたが、写真は洗剤を入れた水の中で押さえながら羽毛布団の空気を完全に抜き、十分に水を含ませて暫く浸け置きした段階と、洗い→すすぎを済ませた段階です。まだ洗濯機が回っていない段階でも既に生地や羽根に付着していた汗の汚れで水が濁り、水面には皮脂などの汚れが浮いているのが分かります。
自分で洗うことにより、ドライクリーニングでは落とし切れない汚れが取り除かれていく様子を実感することが出来ます。

洗剤を溶いた水に浸け置きしただけでも、蓄積された汚れが分かります。

洗い、すすぎ後の水の状態でキレイになったことを実感できます。
キャメル敷きパッドを手洗いしてみました
通常は洗濯機で洗うのですが、店の駐車場に桶を出して洗ってみました。うっかり写真を撮り忘れ、すすぎの段階の写真ですが、桶に水を溜めて洗剤を溶かし20分ほど浸け置きすれば既に汚れが染み出して水が濁ってきます。
汗が抜ければ良いので強く洗う必要はなく、優しく押し洗いした後にしっかりすすぎ…
桶の栓を抜いて十分に水切りしたら洗濯機に運んで脱水です。
ご自宅の洗濯機がタテ型でない方、容量が小さい方は、この方法で浴槽を代用して洗えます。


デリケートな天然素材の洗濯に最適な洗剤をご紹介

●縮み・型崩れが少なく風合いを損なわない仕上がり
●浸け置き洗いで再汚染はせず、すすぎは1回でOK
●蛍光・漂白剤などの配合もなく肌の弱い方にも安心
●低温水でも抜群の洗浄力
●浸け置き洗いで再汚染はせず、すすぎは1回でOK
●蛍光・漂白剤などの配合もなく肌の弱い方にも安心
●低温水でも抜群の洗浄力
ドライマークも家で洗える中性洗剤
当店でも店頭サンプルを洗濯する際、扱い易さ・仕上がりの良さを気に入って使っている洗剤です。キャメルはもちろん、羽毛・麻・ウール・シルクなどのデリケートな素材の寝具・衣類がご自宅で失敗なく手軽に洗えるのでおすすめです。
汗の塩分や脂分などドライクリーニングでは落とし切れない汚れや臭いもスッキリで衛生的。
自宅での洗濯をためらっていた素材の洗濯にもチャレンジできます。
【コスモドライ】
400g 1,800円(税込)
天然系(油脂)成分100%