『寝具製作技能士1級』
(厚生労働省認定)取得(H28.3)
『全国技能グランプリ』寝具部門
優勝(厚生労働大臣賞)受賞 (R6.2)
「安心・安全な綿素材でストレスのない睡眠環境を…」と思い1枚ずつ丁寧に仕立てさせて頂いています。お手持ちの綿布団、
こんなことが気になっていませんか?
✅ ペッタンコになって昔ほどあたたかくない。
✅ 干しても膨らまなくなった。
✅ 重くて上げ下ろしや干す時に大変。
✅ 湿っぽくてカビ臭い。
✅ 側生地が破れてホコリが気になる。
✅ 愛着があって捨てられない。
✅ 使いやすいサイズに変えたい。
こんな時は、お気軽にご相談下さい。
お使いの布団はもちろん、押入れにしまいっぱなしの古い布団もお任せ下さい。
℡ 0120-247-751
✅ 干しても膨らまなくなった。
✅ 重くて上げ下ろしや干す時に大変。
✅ 湿っぽくてカビ臭い。
✅ 側生地が破れてホコリが気になる。
✅ 愛着があって捨てられない。
✅ 使いやすいサイズに変えたい。
こんな時は、お気軽にご相談下さい。
お使いの布団はもちろん、押入れにしまいっぱなしの古い布団もお任せ下さい。
℡ 0120-247-751
よくある質問
「打ち直し・仕立て替え」って?
長年使って硬くペッタンコになり側生地も汚れてしまった布団の中わたを取り出し、打綿機と呼ぶ機械にかけます。爪のついたローラーで古綿をほぐしながら短くなった繊維クズやゴミを取り除き、薄いシート状に戻し、新しい側生地に入れ直せばふっくらと甦り、また気持ちよく使えます。
エコにつながるリフォームで、物を大切に使う日本人ならではの文化とも言えますね。
打ち直しの際、よその綿と混ざらない?
お預かりした「わた」にはお客様の名前を付けて信頼できる業者に持ち込み、お客様ごと個別の打ち直しを徹底しています。また、同じお客様が複数枚持ち込まれた場合など綿100%・化繊混紡・ウール100%・ウール混紡など布団によって中身が違う場合もありますので、確認した上で素材別に分けて打ち直し用途や中素材の特徴に合わせた仕立て替えのご提案をさせて頂きます。
足し綿(わた)とは?
人は一晩にコップ一杯の汗をかくと言われていますが、それは夏も冬も同じです。衣類のように水洗いしない綿布団は、いくら天日干ししても抜けるのは汗の水分だけ。
当然、布団の中わたには毎日の汗に含まれる塩分や脂分、アンモニア分が付着したまま残っています。
そのため、汚れた綿わたが締まって固まりやすくなると同時に、天然の綿花が本来持っている油分も年数と共に失われることもあり、干しても膨らみにくくなっています。
また、お預かりした綿わたを打ち直しの機械にかけることで綿わたの繊維が若干短くなり、これも膨らみにくくなる要因の一つとなります。
当店ではそんな状態を少しでも改善し中わたの質を上げることで布団を長持ちさせる為に、繊維が長く油分を含んだ新しい綿わたを足すことをおすすめしています。その場合に足す(入れ替える)新しい綿わたを「足し綿(たしわた)」と言います。
新しい綿を足した分だけ布団が重くなるのでは?・・・と思われるかもしれませんが、ご希望の全体量は変えずに足し綿のランクや枚数をご相談の上、仕上げさせて頂きます。
もちろん、打ち直した綿わたのみでの仕立て替えも出来ますが、その場合はまた短期間で中わたが硬くなり布団のヘタリも早いことをご理解・ご了承頂いています。
※掛け布団から敷き布団に作り替えの場合など、打ち直したわた量が足りない場合の足し綿(わた)は必須となります。
※掛け布団から敷き布団に作り替えの場合など、打ち直したわた量が足りない場合の足し綿(わた)は必須となります。
長年使った布団の中綿の表面は汗の成分などで
変色し、本来のわたの風合いが損なわれています。
変色し、本来のわたの風合いが損なわれています。
足し綿(わた)の効果は?
打ち直したわたのみで仕上げた布団と新しい綿わたを足して仕上げた布団では、寝心地はもちろん、耐用年数や干した時の復元力が違います。足し綿をせずに仕上げた場合、側生地が傷む前に早い段階で中わたが硬くなってしまい、ガッカリされるお客様が多いのは残念です。
せっかく布団を作り直す機会に、足し綿(わた)をして少しでも長く気持ちよく使って頂きたいのです。
持ち込んだ布団の中身を見てみたい…
当店ではお預かりした布団を可能な限りお客様の目の前で開け、中素材を確認して頂くようにしています。開けてビックリ!「えー綿100%だと聞いていたのに・・・こんなのが入ってたの?」というお客様が結構多いからです。
実際に中身を見て頂いて納得の上で打ち直し・仕立て替えのご相談を始めます。
下の写真は、お客様が綿100%だと信じて作り替えに持って来られた敷き布団です。
スポンジの周りをポリエステル混のわたで巻いた仕立てや、化繊わたと層になっている仕立て方など想定外の中身にお客様がびっくりされるケースは少なくありません。
ポリエステルわたが入っているものや中心にスポンジが入っているものについては、吸湿性が悪いことによる汗蒸れや静電気でホコリなどを引き寄せての側生地や中綿の汚れについてご説明をした上で、出来る限りスポンジやポリエステルわた部分を取り除き綿100%のわたを足して作り替えることをおすすめしています。
中素材の質を上げ以前の布団より気持ちよく使えるように、こんな事も可能です。
長年使った綿わた敷き布団…
特に汗が染み込んで汚れの酷い表面部分を、剥がしてから打ち直しました。
冬でもコップ一杯の汗をかくと言われていますが、使いっぱなしの布団(特に年中使う敷き布団)の中わたには長年の汗の成分(塩分・脂分・アンモニア)などが残っています。側生地を外してみると表面は黄色く変色し、綿わたの風合いはありません。
このお客様の場合はせっかくいい綿わたでも、このまま汚れのひどい部分も一緒に打ち直すことで全体的にわたの質が下がってしまうので、表面の汚れて傷んだ部分を剥がして取り除き、打ち直して足し綿(わた)をすることをおすすめしました。
確認したら中心まで綿わたでした。
汗で変色したわたはベタッとしています。
表面の層を丁寧に剝がします。
表面にわたの風合いは残っていません。
剥がすと白いわたが出てきました。
汚れの少ない部分のみ打ち直します。
汗を吸わず蒸れの原因にもなる化繊わた部分の層を取り除いて打ち直しました。
綿混わたとポリエステルわたの層わ重ねた作りです。
白い部分がポリエステル100%わたです。
綿とポリエステルの混紡わたとポリエステルわたが完全に肌別れしています。
20年程お使いの敷き布団(105×200)2枚 ➡ 敷き布団(105×210)2枚
敷き布団を3枚持ち込みされましたが、内1枚はわたが良くなかったので処分。残り2枚は綿100%の良い綿わたでしたが、長年の汗の汚れで表面が変色し傷んでいました。
綿わたの質を維持する為に表面の汗が染み込んだ部分を取り除き、良い部分のみを打ち直しました。
わた量が減った分、足し綿(わた)をさせて頂いて新品同様に甦りました。
掛け布団(155×200) ➡ 敷き布団(105×200)
「蔵の片づけをしたら布団が数枚出てきたけど、良し悪しが分からないから見てもらいたい」…というお電話でお宅にお伺いしました。使う予定もないのに無駄に作り替えして置いておく必要はないので、仕分けした中でも状態が良かった掛け布団1枚を打ち直し、足し綿(わた)をして年中必要な敷き布団に仕立て替える事をおすすめしました。
「孫が使った布団を思い出に・・・」 瀬戸内市 I様 70代女性
娘が出産する際に用意した布団ですが、孫も大きくなって処分すると言うけど何か捨てるのは…使う予定はないけど、作り直して残してやろうと思いお願いしました。
あえて赤ちゃん柄じゃなく明るい生地で作ってもらったら、良いのが出来ました。
【ベビー敷き布団の作り替え】
一般的なベビーの生地を敢えてはずしてお客様が選ばれた生地。とても可愛い布団に仕上がりました。
お孫さんが成長し使わなくなった古い布団の綿わたを打ち直して作り替えた…とは思えない仕上がりに、とても喜んで下さり嬉しかったです。
大人の昼寝にも使えますよ~。